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No.R04U0031

空飛ぶクルマ、空飛ぶタクシーの開発動向と市場展望に関する調査

-空の移動革命の可能性!空飛ぶクルマの未来戦略-

出版日 2018年7月
価格
法人内共同利用版:CD(PDFデータ) 259,200円(税込)
印刷+CD(PDF)タイプ 194,400円(税込)
CD(PDF)タイプ 172,800円(税込)
印刷タイプ 86,400円(税込)
ページ数 A4判 236ページ
発行<調査・編集> AQU先端テクノロジー総研

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レポート内容

■概要■
 空飛ぶクルマは長年にわたるチャレンジャーたちの取り組みが、ようやく花開き、世界的な製品化、サービス化の流れに入ろうとしている。世界を俯瞰してみると、スタートアップと、関連産業大手の提携、資本参加等が活発に行われている。様々なプレイヤーがしのぎを削っており、中でも、ウーバーテクノロジーズ、キティホーク、Terrafugia、Joby Aviation などの米国勢が多いが、フランスのエアバス、ドイツのボロコプター、リリウム、スロバキアのエアロモービル、イスラエルのアーバンエアロ、中国のイーハンなども積極的に取り組んでおり、それぞれテスト飛行に積極的に取り組み、2020年前後に試験サービスを実施する動きが多い。
 とくに自動車販売台数トップの中国は、ドローン先進国としての関係技術の蓄積もあるほか、Terrafugiaを中国の浙江吉利控股集団(吉利、Zhejiang Geely Holding Group:Geely)が買収するなど、グローバルな勢いが出てきている点が注目される。
 いっぽう日本では、トヨタが関係する、トヨタAIベンチャーズがJoby Aviationに出資しているほか、トヨタ、富士通、NEC、パナソニックなどから支援を受けた有志団体、CARTIVATOR(カーティべーター)が2020年東京オリンピックでの開会式聖火点灯を目標として活動している点が注目される。
 空飛ぶタクシー、エアタクシーの事業サービスの実現には、開発機関の垂直離着陸機(VTOL機)の開発、自動化、性能の安定性等とともに、航空業界の空の安全を見守る機関であるFAA(アメリカ連邦航空局)、EASA(欧州航空安全局)、国土交通省等の安全性及び環境適合性の基準を満たさなければならない。
 弊社では、それらが関係諸企業、関係者等の努力により、米国をはじめとして年々着実に進展していくという仮説前提のもとに、空飛ぶタクシー、空のライドシェアサービスのグローバル世界市場のシミュレーション予測を行った。その結果、2026年には、利用料の売上ベースで1兆円を突破、その後も加速してゆくという結果が得られた。
 世界的に見たときに、2020年東京五輪、2024年パリ五輪、2028年ロス五輪といったビッグイベントの年に新サービスが実施される可能性があり、段階的な市場発展が予測される。当面は、乗客の他、パイロットが乗車するが、2030年頃には、パイロットレス、完全自動運転の流れになってゆくとみられる。空飛ぶタクシーのサービスでは、いかに効率よく、需要と供給を結びつけるか、ということが大きなテーマとなり、ここにAI駆使のオペレーションコントロールの重要性が増してゆく。
 米国のウーバーテクノロジーズの場合、eVTOL(電動垂直離着陸車両)の航空管制の問題をNASAと共同調査したり、UberAIRの試験飛行都市を公募するなど広く活発な活動を展開しているが、こうした将来の市場を先読みした取り組みができる企業が今後の市場をリードしてゆくとも考えられる。
 会社員、公務員、経営者など2,300人を対象にアンケート調査を実施したところ、もし乗れるとすれば、どんなものに乗ってみたいか? との問に、空飛ぶクルマが60.9%と最も多く、60%強、実に5人に3人が乗ってみたい、ということが分かった。また「大都市の交通渋滞の深刻さを感じている」は、50.4%、「空飛ぶタクシーがもし将来あれば利用してみたい」は、46.0%とどちらも高く、ほぼ、2人に1人の割合ということが分かった。米国ウーバー社などが進めようとしている空飛ぶタクシーは、将来的なこととはいえ、国内でも一定の関心、需要をとらえている可能性がある。
 当調査報告書がよりよい未来社会実現へ向けて、最先端のビジネス開発、研究開発、製品サービス開発に少しでも寄与できれば幸いである。

-CONTENTS-

はじめに
調査概要

<1>空飛ぶクルマの開発動向とビジネスビジョン
1.空飛ぶクルマの概要
(1)空飛ぶクルマの開発の歴史
(2)空飛ぶクルマの特徴とポイント
 ・電動化の動向
 ・自動化、量産化の動向
 ・機体・運行コスト低減効果の動向
(3)空飛ぶクルマの位置づけと役割 
 ・モビリティ分野における大変革の動き
 ・空飛ぶクルマによる、空の移動革命の可能性
2.空飛ぶクルマの関連技術システムの動向
(1)空飛ぶクルマの運行管理、オペレーションコントロールの動向
(2)空飛ぶクルマの特許の動向
3.空飛ぶクルマのビジネスモデルの動向
(1)空飛ぶクルマのビジネスモデル(空飛ぶタクシーサービス、オペレーションコントロール)
(2)空飛ぶクルマのビジネスモデル(機体製造販売、サービス支援)
4.空飛ぶクルマの先進的企業の動向と構想
(1)世界における空飛ぶクルマ開発企業(組織)の機体性能特徴の比較
(2)世界における空飛ぶクルマ開発、先進企業機関の構想
 ・Uber(米)の構想
 ・Airbus(仏)の構想
 ・Ehung(中)の構想
 ・Volocopter(独)の構想
 ・Terrafugia(米)の構想
5.空飛ぶクルマのビジネス環境の展望
(1)空飛ぶクルマに関する政府の動向と今後の課題
(2)日本の空、首都圏上空の今後の展望
6.空飛ぶクルマの今後のビジネスビジョン
(1)今後の市場ビジネスビジョン
(2)想定される利用用途と可能性
(3)空飛ぶクルマの今後の課題
7.空飛ぶクルマに関する世界の動向と日本
(1)空飛ぶクルマに関する世界の動向
(2)空飛ぶクルマにおける日本の使命、役割

<2>空飛ぶタクシー、空のライドシェアサービスの市場展望予測
1.空飛ぶタクシー、空のライドシェアサービスの市場展望と基本データの試算
(1)1都市1日における機体数、乗客数
(2)1都市1日における売上と平均利用料
(3)世界における空飛ぶタクシーサービス都市数
(4)世界における空飛ぶタクシーサービスの総売上規模の推計予測の試算
(5)世界における空飛ぶタクシーサービス都市(基本的規模モデルベース)の総売上高
2.空飛ぶタクシー、空のライドシェアサービスの市場予測シミュレーション
(1)ニュートラル・市場予測シミュレーション
(2)ネガティブ・市場予測シミュレーション
(3)ポジティブ・市場予測シミュレーション 
3.空飛ぶタクシー、空のライドシェアサービスの地域別動向
(1)米国の動向
(2)欧州の動向
(3)中国の動向
(4)日本の動向
(5)その他の動向
4.空飛ぶクルマ、空のライドシェアサービス関連市場の市場データ
(1)ドローン、ヘリコプターの市場規模関連データ
 ・ドローンビジネス・無人機航空機システム
 ・産業用無人飛行機・ヘリコプター・ヘリコプターの日本市場
 ・国内ヘリ市場シェア・オンデマンドヘリコプターサービス
(2)自動運転車、電気自動車、ライドシェア市場規模関連データ
 ・自動運転車の世界年間販売台数・自動車タイプ別の時価総額
 ・自動車業界の専門的分析・自動運転車の普及予測
 ・自動運転車、サービス総売上高・世界の自動車市場シェア
 ・メーカー別自動車生産台数・電気自動車の台頭
 ・自動車産業の危機感・車載用蓄電池のシェア
 ・シェアード自動運転のインパクト・モビリティの世界市場
 ・MaaS(マース)の新潮流・MaaSの市場規模推移
 ・モビリティのサービス業界・モビリティサービス化の潮流
 ・モビリティサービスプラットフォーム・モビリティサービス領域での協業拡大の動き
 ・モビリティサービス・プラットフォームを使ったコネクテッドカー向けサービス

<3>空飛ぶクルマ、バイクの先進的企業機関動向編
1.空飛ぶクルマ、バイクの先進的企業機関動向
(1)空飛ぶクルマの先進的企業機関の比較分析
(2)空飛ぶクルマ開発企業(組織)の機体性能特徴の比較
2.空飛ぶクルマ、バイクの先進的企業機関動向(個票)
(1)Uber Technologies(米)
(2)Kitty Hawk(米)
(3)Terrafugia(米)
(4)Joby Aviation(米)
(5)Airbus(仏)
(6)Volocopter(独)
(7)Aero Mobil(スロバキア)
(8)Urban Aeronautics(イスラエル)
(9)Ehang(中)
(10)CARTIVATOR(日)
(11)Lilium(独)
(12)Aurora Flight Sciences(米)
(13)PAL-V(蘭)
(14)その他(Samson Motor、もりもと技研ほか)

<4>空飛ぶクルマ需要探索編
1.空飛ぶクルマに関する、会社員・公務員2,300人アンケート調査・調査分析概要
2.空飛ぶクルマに関する、会社員・公務員2,300人アンケート調査・調査分析
(1)Q1.空飛ぶクルマ、空飛ぶバイクの可能性について
(2)Q2.空飛ぶクルマ、空飛ぶバイクの利用分野について
(3)Q3.日本のヘリコプターサービスの価格、料金評価
(4)Q4.空飛ぶクルマの今後の課題
(5)Q5.回答者の経験、感じていることなどについて
(6)Q6.空飛ぶクルマ、新産業発展への期待、コメント
      20代/30代/40代/50代/60代以上
(7)Q7.空飛ぶクルマの開発者に対する期待、日本のミッションについて
      20代/30代/40代/50代/60代以上
(8)回答者2,300人のプロフィール、回答者500人のプロフィール
3.空飛ぶクルマに関する、会社員・公務員2,300人アンケート調査・サンプル

<5>空飛ぶクルマ、未来ビジネス構想編
1.ウーバーのグローバル戦略、構想戦略
(1)ウーバーの「空飛ぶタクシー」構想と戦略
(2)ロス五輪へ向けたタイムスケジュールと提携戦略
2.世界の未来都市と、空飛ぶクルマのビジネス構想
(1)未来都市ドバイにおける空飛ぶタクシーの開発動向
(2)未来都市バクー、アスタナの可能性と空飛ぶクルマ
3.ヘリコプター観光ビジネスサービスからのアプローチ
(1)ヘリコプターサービス会社の事業動向
(2)ライドシェアサービスと新サービスの動向
4.水陸両用クルマの開発動向と可能性
(1)水陸両用のクルマの開発会社の動向
(2)製品特徴と今後の計画
5.空飛ぶバイク、1人乗りドローン、1人乗りヘリの開発動向と可能性
(1)空飛ぶバイクの開発動向
(2)空飛ぶ自転車、1人乗りドローン、1人乗りヘリの開発動向

【主な図表】
 ・空飛ぶクルマのビジネスモデル(1)空飛ぶタクシーサービス
 ・空飛ぶクルマのビジネスモデル(2)機体製造、サービス支援
 ・世界における空飛ぶクルマ開発企業(組織)の機体性能特徴の比較
 ・空のライドシェアサービスのスケジュール
 ・空飛ぶクルマの今後の課題とポイント
 ・空飛ぶクルマの今後のビジネスビジョン
 ・空飛ぶクルマの主な用途
 ・空飛ぶクルマ、空飛ぶバイクの利用分野
 ・日本の空飛ぶクルマの今後の課題
 ・1都市1日における機体数、乗客数の推移
 ・1都市1日における売上と平均利用料
 ・乗客数/都市・日、および平均利用料の推移見通し
 ・世界における空飛ぶタクシーサービス都市数
 ・世界における空飛ぶタクシーサービスの総売上高
 ・世界における空飛ぶタクシーサービス、ニュートラル市場予測シミュレーション
 ・世界における空飛ぶタクシーサービス、ネガティブ市場予測シミュレーション
 ・世界における空飛ぶタクシーサービス、ポジティブ市場予測シミュレーション
 ・ドローン市場の市場規模と予測
 ・無人機航空機システムの市場規模推移
 ・ヘリコプター市場におけるシェア
 ・自動運転車のMaaSの売上高と自動運転車の売上高の予測
 ・自動車タイプ別の時価総額におけるMaaS の予測
 ・自動運転車、電気自動車、コネクテッドカーの市場予測
 ・自動運転車の普及予測
 ・世界におけるモビリティ市場の予測
 ・MaaS(シェアード・モビリティ)の市場規模推と予測
 ・シェアード自動運転の予測
 ・空飛ぶクルマの先進的企業機関の比較
 ・空飛ぶクルマ、空飛ぶバイクの可能性
 ・空飛ぶクルマ、空飛ぶバイクの利用分野
 ・日本のヘリコプターサービスの価格、料金評価
 ・空飛ぶクルマ、新産業発展への期待
 ・空飛ぶクルマの開発者に対する期待、日本のミッション

■調査スケジュール■
2018年4月2日~2018年7月17日

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