■会場受講 ■ライブ配信 ■アーカイブ配信(開催日の3〜10日以降)
パリ協定長期戦略の達成に向けた電化によるイノベーション
11月17日(火) 終了済
東京電力ホールディングス(株)
技術戦略ユニット技術統括室 プロデューサー
矢田部 隆志(やたべ たかし) 氏
近年、世界のトレンドは、太陽光発電や風力発電等、再エネ発電の建設費用低廉化に伴い、需要側の電化推進に脚光が浴びている。国内でも2019年6月に閣議決定した「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」では地球温暖化問題への対策として電化を謳っている。産業・運輸を中心に化石燃料を直接燃焼している需要が最終エネルギー消費の75%を占めており、これからの課題である需要の電化や水素化について概説する。
1.Utility3.0とエネルギー政策
2.エネルギー政策で謳われる需要側での電化推進
3.エネルギーネットワークの役割
4.電気利用を阻む課題と解決策
5.エネルギーの将来像
6.質疑応答/名刺交換
電力負荷平準化機器・システムの開発・普及促進や省エネ技術であるヒートポンプの普及促進に従事。省エネルギー技術戦略WG委員、産業電化研究会委員、NEDO委員などにも委嘱される。
2018年7月より現職。現在、主として東京電力グループでのエネルギー利用・電化技術の方策策定に従事。
著書に「図解ヒートポンプ(オーム社)」などがある。